JRAグランアレグリア「負けて強し」の高松宮記念(G1)2着! 次走に「期待」高まるも、2つの「不安」が……
次走でヴィクトリアマイル挑戦となると、1600mは昨年のNHKマイルC(G1)以来、約1年ぶり。同レースで5着に敗れているだけに、不安がないわけではない。
「昨年のNHKマイルは、かかったことがグランアレグリアの敗因だと言われています。行きたがる面があるので、短距離の方が向いているという見方もあります。
実際に昨秋はスプリンターズS(G1)からマイルCS(G1)を予定していました(結果、脚部不安で回避)。このとき、藤沢調教師は『スピードのある馬だから、短いところで』とコメントしており、適正距離を探っている印象があります。
1年前から成長して控える競馬ができるようになっていれば、マイル戦でも問題ないはずです。ここ2走を見る限り、大丈夫そうですが……。しかし、それができないとなると短距離に活路を見出すことになりそうです。そのため、ヴィクトリアマイルの結果が今後の路線に影響しそうですね」(競馬記者)
今後のグランアレグリアの鞍上、路線はどうなるのだろうか。
春はさておき、高松宮記念で2着のグランアレグリアは、ディープインパクト産駒初の短距離G1馬にいま最も近いといえるだろう。ぜひ、秋も短距離G1のスプリンターズSに挑戦してほしいところだ。