JRA騎手目指し、M.ミシェル騎手が最多勝記録を更新!? 確かな腕を持つ「美人過ぎる騎手」は“中央の壁”を超えるのか?
地方競馬の短期免許を取得し、1月24日に来日した「美人すぎる女性騎手」M.ミシェル騎手(川崎・山崎裕也厩舎所属)。デビュー当日には、川崎競馬場に異例の数のマスコミ関係者が集結するなど、お祭り騒ぎとなった。
ミシェル騎手は初日、2日目は勝ち星から見放されたものの、開催3日目の1月29日の最終レースを見事に勝利。その後もコンスタントに勝利を重ね、30日終了の時点で、戦績は260戦29勝。勝率11.2%、連対率21.9%を記録している。
この時点でアラン・ムンロ騎手(英)、ライアン・クアトロ騎手(仏)ら、過去に短期免許交付を受けた外国人騎手の年間勝利数記録に並んだ。最終日となる今日は、この記録を更新できるかに注目が集まっている。
「クアトロ騎手、ムンロ騎手は3カ月の騎乗期間で29勝でしたが、ミシェル騎手はそれよりも約1カ月短い期間でこの勝ち星をあげているのはさすがの一言。当初は苦戦することもありましたが、徐々に慣れたこともあり、日本の競馬にもバッチリと対応してみせましたね。
そのミシェル騎手は船橋競馬場で騎乗予定。第4レース(発走時刻16:25)から騎乗を開始し、合計7レースに登場する予定です。なかでも最終レースで騎乗するシュヴァルダムールには、2回騎乗して2勝をあげています。今回も相当期待できるのではないでしょうか?」(競馬記者)
愛くるしい笑顔と確かな実力で地方競馬にミシェル旋風を巻き起こしたミシェル騎手。今後は、JRAの通年免許取得を取得すべく努力を重ねるという。
外国人騎手には短期と通年のふたつの免許が用意されている。しかし短期免許を取得するためには、所属国でのリーディング上位者、凱旋門賞などの指定外国競走で2勝以上あげたものなど、とにかく実績がないと話にならない。
かたや、通年免許は受験するだけならば条件は、『外国の競馬統括機関の騎手免許を受けている者』のみと、まだチャンスはある。
「ただこちらも合格のハードルは高いです。M.デムーロ騎手も一度は不合格になり、短期免許で来日してJRAで抜群の成績を残したJ.モレイラ騎手も涙を飲んでいます。試験内容は日本の受験者と同じ。1次の筆記試験は英語で受験できますが内容は難解。さらに2次の口頭試験は日本語のみと、言葉の壁も大きく立ちふさがることになります。ミシェル騎手が合格してくれれば、さらにJRAも盛り上がると思うのですが……。彼女の努力に期待したいですね」(競馬誌ライター)
ミシェル騎手はJRAの騎手となることができるのだろうか?