JRA藤田菜七子、復帰後わずか「3勝」のスランプ。原因は落馬負傷以外にも、あの「規制」が影響!?
「昨年に比べて馬質が落ちているように感じます。その結果、成績も芳しくないという“負のスパイラル”に陥っていますのではないでしょうか。これには新型コロナウイルス感染防止策として実施されているトレセン入場規制が大きく関係しています。
現在、藤田騎手のエージェントは規制の影響でトレセンに来ていません。そのため、有力馬の確保ができていない状況です。実績や力のあるエージェントなら電話でも馬集めは可能ですが、そのあたりがうまくいってないようですね」(別の記者)
たしかに、先週の15鞍の内、5番人気が最高でそれ以外はほとんど下位人気だった。この状況では、結果を出すことが困難なことにも頷ける。
福島では結果を出すことができなかったが、今週末からは新潟開催がスタートする。昨年は第3回新潟開催で9勝を挙げリーディング獲得、さらに年間20勝でこちらもリーディングと、藤田騎手にとって相性のいい舞台だ。
ここで結果を出せば、有力馬の騎乗依頼が舞い込むこともあるはずだ。得意の新潟で“負のスパイラル”から抜け出すことができるだろうか。デビュー5年目の藤田騎手にとって、今年の新潟開催は正念場となりそうだ。