JRA NHKマイルC（G1）「無敗世代の法則」で武豊に大チャンス!? デアリングタクト、コントレイルらが繋いだ“タスキ”を受けるのは？
編集部
「今年は有力馬によるトライアルレースの回避が相次いだため、有力馬の多くが無敗のままG1に駒を進めました。しかも、そのまま勝利して無敗を継続している結果からも、比較的順当な能力通りの決着だったといえるのではないでしょうか。
そういった経緯もあって、すでに『今年の3歳世代はハイレベル』という声もありますね。まだ古馬との戦いが始まっていないので何とも言えませんが、少なくとも『強い馬が強いレースをして勝つ』というのは競馬の醍醐味の１つ。結果に満足しているファンも多いのではないでしょうか」（競馬記者）
この「無敗世代の法則」に従えば、今週末のNHKマイルCで勝つ権利を有しているのは3戦3勝で武豊騎手が騎乗するサトノインプレッサと、同じくD.レーン騎手が騎乗予定のルフトシュトロームの2頭しかいないというわけだ。
さらに“先”を見据えると、オークスには桜の女王デアリングタクトと、スイートピーS（L）を圧勝したデゼルという2枚看板、そして日本ダービーにも大本命コントレイルと、非常に強力な無敗馬が控えている。
この「無敗世代の法則」の優れたところは、世代指折りの実績を持つレシステンシアやタイセイビジョン、伏兵として一発の魅力十分なサクセッションやギルデッドミラーらを「1着なし」と決めつけて馬券を購入できるところだ。
すでに5つのG1レースを勝ち続けている無敗馬。果たして“快進撃”がどこまで続くのか、今週のNHKマイルCは配当的にも美味しいレースになるかもしれない。