藤田菜七子騎手「今度こそ」世界デビューへ! 前回のチャンスであった「アクシデント」と多忙な日々
JRAの藤田菜七子騎手が、11月13日に開催されるアラブ首長国連邦のアブダビで開催される「ファティマ・ビント・ムバラク妃殿下主催レディースワールドチャンピオンシップ」第15戦ファイナルに参加することがわかった。
藤田騎手は8月にイギリスのサンダウンパーク競馬場で行われた同開催第13戦にJRA代表で出場する予定だったが、騎乗馬のアルティメットフォース(セン8歳)が競走除外となり、海外デビューはお預けとなっていたが、その時点ですでにファイナルの招待は決定していた。中央競馬の注目を一身に集める女性騎手が、いよいよ世界デビューを迎える。
藤田騎手はまだ19歳だが、すでに勝負の世界で揉まれているプロ。今年は地方にも積極的に遠征し、開催場所がそのたびに湧くという現象が次々と起こっている。
成人を迎える前に地方に加え海外遠征もこなす現状は肉体的な負担も大きいだろう。無理はせず、成長を続けてもらいたいものだ。
同開催はスウェーデン、ベルギー、イギリス、フランス、スイス、アイルランド、ノルウェーなど世界中の女性騎手が集まる祭典。ここで日本人騎手としての腕前を披露できるか、注目である。