JRA オークス(G1)デアリングタクト「無敗の2冠牝馬」の夢を打ち破る1頭は美浦から!? 関係者【(秘)情報】を大公開!!

 ブラストワンピースの半妹・ホウオウピースフル(美浦・大竹正博厩舎)は距離延長に光明を見出したい。

 D.レーン騎手を鞍上に配して臨んだ前走のフローラSでは、先に抜け出したウインマリリンにクビ差届かず2着。進路が開かず、馬群を縫うように進出したが、スムーズに上がれなかったロスが響いて敗れている。

「周囲に馬が密集。精神的にプレッシャーのかかる展開になりましたね。それでも慌てることなく終いに伸びて2着に入っているので、能力はあると思います。

 中間は予定通りに稽古を行うことができたようです。管理する大竹師も『距離延長も問題ない』と強気でしたよ。内田博幸騎手を背に一撃を期待したいですね」(美浦関係者C)

 2年前に兄が成し遂げられなかったクラシック制覇を成し遂げる?

 評価が急降下しつつあるマルターズディオサ(美浦・手塚貴久厩舎)はここで逆転を狙う。

 阪神ジュベナイルF(G1)で2着、今年も前哨戦のチューリップ賞(G2)を快勝するなど順調そのものだったマルターズディオサ。だが、桜花賞では果敢に先行するも直線で失速し、8着。田辺裕信騎手は「やったことがない馬場は心配でした。それが出てしまいましたね」と慣れない馬場に苦戦したと明かした。

「桜花賞の後はさすがに疲れが出ていたようですが、『1週間ほどで回復。前2週でしっかりと負荷をかけさせることができました』とスタッフは教えてくれました。最近になり以前よりも前向きさが出てきたみたいですが、『直前は気持ちに余裕を持たせるように調整した』と臨機応変に対応したようです。

 管理する手塚師は『3歳の牝馬同士なら能力上位。距離も乗り方ひとつでこなせるでしょう』ポテンシャルの高さを評価していましたね」(美浦関係者D)

 返り咲きなるか。

 オークスは24日15時40分発走予定。今年、樫の木の女王に輝くのは……。

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