JRA日本ダービー(G1)サリオスの巻き返しは「困難」!? 過去の名馬も跳ね返された「2400mの壁」。”勝率0%”を超えることはできるのか……
過去10年のダービー馬は1800m以上のレースで勝ち鞍がある状態で本番を迎えている。勝ち鞍の最長距離がマイルでダービーを制したのは、過去30年まで遡っても牝馬のウオッカのみ。牝馬クラシック路線から日本ダービー挑戦をしたウオッカの場合、勝ち鞍がマイルまでということにも納得できる。だが、牡馬では1頭もいないことからも、サリオスが超えなければならない壁の高さが窺えるはずだ。
コントレイルの対抗馬筆頭のサリオスは、果たしてダービーで逆転することができるだろうか。それとも、ダービーは距離適性の確認となり、秋以降が本格的な活躍となってしまうのだろうか……。