JRA「モーリス×シーザリオ」超大物ルペルカーリアは日本ダービー(G1)よりも……!? ファン大注目“モーザリオ”に2つの「不安点」
「先週、話題の良血馬ブエナベントゥーラがデビュー戦で敗れましたし、モーリスが古馬になって本格化したこともあって、モーリス産駒にはちょっと奥手の傾向があるのかも。ルペルカーリアの陣営も『焦って使うより、大事に使った方がいい』と話していますし、まだ身体を持て余している印象もあります」(別の記者)
「シーザリオ×ロベルト系」でいえば、兄エピファネイアと同じ。皐月賞、日本ダービー2着と早くから活躍した本馬だが、充実期はむしろ菊花賞で初G1を飾って以降だった。父モーリスがそうだったように、体が出来上がらない内は陣営も無理をさせない可能性も高い。
「もう1点はオカルトなんですが、シーザリオが名馬を輩出するのは3番仔のエピファネイア、6番仔のリオンディーズ、9番仔のサートゥルナーリアと『3頭周期』なんですよね。そういう点でルペルカーリアは11番仔。ネット上の一部のファンの間では『シーザリオの大物は来年』と言われているそうですが……」(同)
ちなみにシーザリオは昨年、今年と続けてロードカナロアと配合。“3頭周期”の期待馬は、サートゥルナーリアとの全兄弟になりそうだ。
果たしてルペルカーリアは前評判通り、世代のトップに君臨できるのだろうか。話題の「モーザリオ」がベールを脱ぐ日はそう遠くないはずだ。