JRAミヤジコクオウが兄の「無念」を晴らす! ジャパンダートダービー(G1)カフェファラオに下剋上で世代トップ奪取なるか!?
「ミヤジコクオウの父はヴィクトワールピサのため、ゴールドアリュール産駒の兄と比べるとダート適性は低く感じられるかもしれません。現役時代、ヴィクトワールピサは芝で活躍しましたが、オールウェザー開催のドバイWC(G1)を優勝していることからダート適性があった可能性も高いです。ヴィクトワールピサの父ネオユニヴァースの産駒ではダート重賞勝ち馬がいるため、心配する必要はなさそうです。
ただ不安なのが、エスポワールシチーが大井競馬場で未勝利ということです。船橋、盛岡、名古屋、金沢と結果を出しているだけに、地方の砂が合わないということはなさそうなだけに、不思議ですね」(競馬記者)
実際に、エスポワールシチーの大井の成績は帝王賞で2着、東京大賞典(G1)で5着と勝利することができていない。さらに2度の2着に入った帝王賞でも、11年はスマートファルコンに9馬身差、12年はゴルトブリッツに3馬身半差で敗れており、完敗とも言える内容だ。
だが、この敗戦はエスポワールシチーの全盛期である4、5歳シーズン以降のため、これからピークを迎えようとしているミヤジコクオウにとっては関係ないかもしれない。
果たしてミヤジコクオウは兄が勝てなかった大井競馬場で勝利し、世代最強の称号を獲得することができるだろうか。