JRA C.ルメール「大ブレーキ」で川田将雅に逆転チャンス!? 「どうしてか、よくわからない」得意の函館見参も1番人気「11回」で1勝止まり……
先週は土日とも阪神で騎乗した川田騎手だったが、ルメール騎手と同じく14鞍に騎乗して6勝の爆発。1番人気6回はルメール騎手と比較すれば物足りないが、チャンスを確実にものにする騎乗で大きく勝ち星を上積みしている。
「雨が降って難しい馬場コンディションでしたが、川田騎手の前々で勝負する積極的な姿勢が光りましたね。特に西脇特別(2勝クラス)で騎乗したラインベックは、初ダートの1枠1番という難しいシチュエーションだったんですが、好スタートを決めると積極的にハナに立つ競馬。初ダートの馬で最も懸念される砂被りを避けて、見事に逃げ切っています」(別の記者)
この6勝の上積みで、リーディング首位を走るルメール騎手と、一気に2勝差まで詰めた川田騎手。一時は16勝差あったアドバンテージも5月の日本ダービー(G1)前日に首位陥落……ルメール騎手の4年連続リーディングが濃厚かと思われたが、ここに来て粘りを見せている。
1月のJRA賞授賞式で「今年こそはルメールさんに勝って、この壇上のセンターに立ちたい」と語った誓いは本物か。絶好調モードに入った川田騎手が、再びルメール騎手とのデッドヒートに挑む。