JRA岩田望来「成績下降」の裏にあのウワサ!? 中京記念(G3)復活の兆しケイアイノーテックで浮上のきっかけを掴めるか?
今週19日に阪神競馬場で行なわれる中京記念(G3)に、G1馬ケイアイノーテック(牡5歳、栗東・平田修厩舎)で出走する岩田望来騎手は、ここにきて成績が下降気味だ。
今年2年目の若手だが、すでに去年の37勝を上回り、現在45勝を挙げて全国リーディング6位なのだが、このところ成績が安定していない。
5月は12勝を挙げて3着内率.292 が、6月になると半分の6勝になり3着内率.262 と下降。今月の第1週は急性胃炎で急遽、土日全鞍乗り替わりとなり、先週土日の成績が2勝で3着内率.188と、体も成績も下降気味である。
その病気で乗り替わった件に関して、ネットではある「噂」が流れていた。
2月15日も同様のケースで乗り替わりとなっていた岩田望騎手が、3月28日に阪神競馬場でのレースにおいて、斤量52キロで出走するところを52.5キロに変更し、JRAから過怠金10万円を制裁されたことがあった。
今回の病気欠場と併せて「ムリして減量しているから、体調を崩すのではないか」という憶測の声がネット上の一部のファンの間で上がっており、さらには「減量に失敗したから病気ということにしてるんじゃないの」と穿った見方をする者もいた。
噂はあくまで噂であり、岩田望騎手も悔しい気持ちはあると思うのだが、ここは結果で心ない声を掻き消していく他ないだろう。
今回、岩田望騎手が騎乗するケイアイノーテックは、3歳時にNHKマイルカップ(G1)制覇を成し遂げた馬であり、G1を獲得するまでは7戦3勝2着2回3着1回で、残りの1戦も朝日杯FS(G1)4着で、掲示板を外したことが無かった。
ところが、その後は13戦13連敗で、掲示板内に入ることも苦労するほど、長いスランプを脱せないでいる。調教は毎回良い動きを見せているが、稽古が実戦に結びついてこない。
だが今年に入り、3走前は1年半ぶりに掲示板内に入る4着。その後も見所があった6着、5着と重賞成績がだいぶ安定してきた。