元JRA佐藤哲三氏「運じゃない」長岡禎仁に異例の評価! デビュー9年目で重賞初勝利の苦労人と、数々の大レースを制した名手の「共通点」とは
先週の小倉記念(G3)を10番人気のアールスターで勝ち、デビュー9年目にして嬉しい重賞初制覇を飾った長岡禎仁騎手だが、大先輩から異例の高評価を受けているようだ。
開幕週ということもあって、先週の小倉は前残りのレースが目立った。メインの小倉記念でも先行馬が殺到し、早めのスパート合戦になったが、我慢してスパートを遅らせた長岡騎手の判断を「初めて重賞を勝ったとは思えない冷静さ」と高く評価する識者の声もある。
長岡騎手といえば、今年2月のフェブラリーS(G1)で最低16番人気のケイティブレイブで2着し、一気にその名が知れ渡ったジョッキーだが、JRAでの重賞はそれ以来の騎乗。つまり、今年の中央重賞に限れば連対率100%ということになる。
関東でデビューしながらも芽が出ず、大ケガを乗り越えて関西に移籍した長岡騎手。今年になって、ようやくその存在に光が当たったことになるが、そんな苦労人を一際高く評価しているのが、元JRA騎手の大先輩・佐藤哲三氏だ。
「いつかG1も勝つだろうな――」