JRA札幌記念(G2)将棋・藤井聡太二冠達成「究極サイン」で決まり!? “2冠馬券”で荒れる夏競馬も完全攻略?
8月19、20日にかけて行われた将棋の王位戦七番勝負の第4局は、挑戦者である藤井聡太棋聖が木村一基王位に80手で勝利。史上初となる「10代二冠」の快挙を達成した。
藤井二冠は、これまでも歴代最長となる「29連勝」や、最年少での「棋戦優勝」「タイトル奪取」など、さまざまな記録を更新。将棋界の新世代の旗手として破竹の勢いを見せている。
この藤井二冠の活躍はまさに歴史的偉業と言っても差し支えない。だからこそ、これがレースの近日に起こった事柄と連動することが多い『サイン』だと見ていいハズだ。今週末に開催される札幌記念(G2)の鍵を握る馬を“サイン理論”で探っていきたい。
まずここは“二冠”に注目すべきだろう。今回出走を予定しているメンバーに二冠馬はいないが、二冠馬を父に持つ馬は数頭いる。
まずは12年に皐月賞(G1)と菊花賞(G1)を制したゴールドシップの産駒であるブラックホール(牡3、美浦・相沢郁厩舎)。
今回出走する中では唯一の3歳馬。皐月賞9着、日本ダービー(G1)7着と春のクラシックでは結果が出せていないが、昨年は評判馬を抑えて札幌2歳S(G3)を勝利。洋芝適性を武器に好走してもおかしくはない。
そして04年のNHKマイルC(G1)と日本ダービーの変則二冠を達成したキングカメハメハ産駒のカウディーリョ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)。
前走の函館記念(G3)では7着と1番人気を大きく裏切ってしまった。ただ今回も鞍上を務める藤岡佑介騎手がレース後に「前が開けてきた時に、スパッと伸びてくることができれば……」と仕掛けの遅さを悔やむなど敗因はハッキリしている。同じ轍を踏むわけにはいかない。巻き返しに期待だ。
06年に皐月賞と日本ダービーを制したメイショウサムソンの産駒であるルミナスウォリアー(牡9、栗東・新谷功一厩舎)も忘れてはならない。
今年から地方に戦場を移していたが、良好な成績を収めたためJRAに復帰。復帰初戦となった札幌日経OP(L)こそ出遅れも影響して7着に終わったものの、今回は距離短縮に加えて、3年前の函館記念(G3)を勝つなど洋芝を苦にしないパワーも持ち合わせている。侮るわけにはいかない。
今回は“二冠”がキーワードと見て『5番ルミナスウォリアー』『7番ブラックホール』『8番カウディーリョ』をピックアップしてみた。頭の片隅にでも入れておくと良いことがあるかも!?