JRA「セレクションセール2020」閉幕! 最高取引額は7200万円「想定外」の大盛況に涙する生産者も

 そんな中、最高額で取引されたのは「キルシュワッサーの2019」。昨年の最高額3600万円を大幅に上回る、7200万円(税抜き)で落札された。生産者は(有)天羽禮冶牧場で、父ドゥラメンテ、母父サクラバクシンオーという血統構成。落札したのは、レッツゴードンキやストレイトガールなどのオーナーとして知られる廣崎利洋HD(株)であった。

 2番目に高額だったのが「スマッシュハート2019」。生産者は(有)酒井牧場で、父キズナ、母の父キングカメハメハという血統構成。落札したのは、リオンリオン、マイスタイル、ミスパンテールなどのオーナーとして知られる寺田千代乃氏で、6000万円(税抜き)で落札された。

 また、唯一ディープインパクト産駒として注目された「ティズウインディ2019」は、3番目に高額な5800万円(税抜き)で落札された。
こちらも生産者は(有)酒井牧場で、父ディープインパクト、母父ティズナウという好相性の配合。キセキなどを所有する石川達絵氏により落札された本馬は、母が米G2勝ち馬で近親に米G1で5勝のバンシーブリーズがいるという血統だ。

 本日からはセレクションセールに引き続きサマーセールが開催。こちらもセレクションセール同様、コロナウイルスを吹き飛ばすような盛り上がりに期待したい。

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