テレワークの秘密兵器”ブリンカーメガネ”装着で集中力が大幅アップも? 「ブリンカー効果」はレッドアンシェルが証明済!?
23日、小倉競馬場で行われた北九州記念(G3)は、福永祐一騎手のレッドアンシェル(牡6、栗東・庄野靖志厩舎)が勝利。逃げた1番人気のモズスーパーフレアを豪快に差し切った。
レースは高松宮記念(G1)勝ち馬モズスーパーフレアが逃げて主導権を奪うと、そのまま先頭で最後の直線へ。G1馬が貫禄の逃げ切り勝ちを決めるかと思いきや、外からレッドアンシェルが強襲。疾風の如き速さで交わし、1と3/4馬身差をつけて優勝を飾った。
レース後、福永騎手はレッドアンシェルがこのレースからブリンカーを装着したといい、「効果は、返し馬から顕著に表れていました」と語った。さらにこのおかげで、「良い時の走りが戻ってきました。G1に向けて順調に行ってくれれば良いですね」と“秘密兵器導入成功”にご満悦。また管理する庄野調教師も「ブリンカーを装着したのが大正解、久々にこの馬らしい競馬が見られました」とその効き目に喜びの声をあげていた。
「ブリンカーは馬の目を覆って視界の一部を遮るため、周囲からの影響をカットし、レースに集中させる効果があるとされています。レッドアンシェルは前々走後に福永騎手が『少しずるいところ出てきた』と語るなど、真剣味を欠く傾向が出てきていました。ところがブリンカーを着用したおかげで集中力が増し、勝負どころでもしっかり反応できるようになり、この好成績につながったようです」(競馬記者)
陣営が口を揃えて絶大な効果があったと語るブリンカー。この秘密兵器で復活したレッドアンシェルは今後、秋の電撃6ハロン戦スプリンターズSに向かいG1制覇を狙う予定だという。
大舞台での活躍も期待されるレッドアンシェルが着用しているブリンカーだが、これは馬だけではなく人間にも効果があるようだ。「メガネのZoff」が、ブリンカーから着想を得たというメガネを発売している。
このメガネは、内側に黒いフードを設置することで真横や後方を遮り、”集中しやすい環境”を作ることが可能。このフードはマグネット式になっているため、着脱は簡単。外して通常のメガネとして使うこともできる。今年の1月から発売されていたが、ユーザーから高評価を得たこともあり、8月末から新たに商品のラインナップを増やして再販売されることが決定したという。
コロナ禍でテレワークを強いられたため、慣れない環境で集中することが出来ず凡ミスを繰り返してしまうという方もいるだろう。そんな悩みを抱えている人は一度、試してみてはいかがだろうか? レッドアンシェルのように仕事への取り組み方が一変するかも!?