クラシックへ繋がる重要な一戦！注目馬ムーヴザワールドやトラストを筆頭に、個性豊かな好メンバーが集結した「東京スポーツ杯2歳S（G3）」に大注目！
編集部
新馬戦こそ3着に敗れたものの、続く未勝利戦・サウジアラビアRC（G3）と連勝を飾っているブレスジャーニー（牡2歳、美浦・本間忍厩舎）も有力な一頭。前半をゆったり追走するタイプで、距離延長も問題はないであろう。慣れた東京で戦える点も魅力。ここまでの3戦全てで上がり最速をマークした末脚に、今回も期待がかかる。
トラスト（牡2歳、栗東・中村均厩舎）にもチャンスはある。川崎競馬で2連勝し中央に挑戦した本馬。初参戦のクローバー賞こそ2着に敗れたが、続く札幌2歳S（G3）では鮮やかに逃げ切り素質の高さを示した。1週前には栗東坂路で好時計をマークと仕上がりは上々。目標である日本ダービー制覇へ向かう為にも、ココは確実に結果を残しておきたい。
新馬戦・芙蓉Sを連勝中のキングズラッシュ（牡2歳、美浦・久保田貴士厩舎）も侮れない。2戦とも着差は僅かであるが、新馬戦は出遅れながらも差し切り勝ち。芙蓉Sでは先行策と、異なった決め手で勝利している点は大きな強み。地力の高さが感じられる。渋太さを生かせる形なら上位争いも十分に可能。
他にも新潟2歳S（G3）で2着のオーバースペック(牡2歳、美浦・南田美知厩舎)や、14年きさらぎ賞（G3）2着馬バンドワゴンの半弟で、器の大きさを感じさせるスワーヴリチャード（牡2歳、栗東・庄野靖志厩舎）。
安定した成績が評価できるエトルディーニュ（牡2歳、美浦・小桧山悟厩舎）や、キングズラッシュが制した芙蓉Sでコンマ3秒差の3着と好走を見せたショワドゥロワ（牡2歳、美浦・鹿戸雄一厩舎）など、実力確かなメンバーが出走予定。
クラシックや、後のG1戦線にも影響を与える重要な一戦「東京スポーツ杯2歳S（G3）」は、19日（土）15時30分に発走予定だ。