JRA川田将雅「気になる」3連勝ショウナンパンドラ2世の行方!? ローズS(G2)リアアメリア全力投球も複雑……
20日に中京競馬場で行われる秋華賞トライアル・ローズS(G2)に向け、リアアメリア(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)が順調な仕上がりを見せている。
栗東の芝コースを単走で追い切られたリアアメリア。5ハロン69.8秒ながら、ラストは11.4秒とさすがの切れ味を披露。騎乗した川田将雅騎手が「丁寧に調教し、ここまで積み重ねてきた」と話した通り、終い重点の軽めの調整だったのは、ここまでの乗り込みが十分だからこそだろう。
この動きには中内田調教師も「十分に仕上がっている」と合格点。「しばらく勝ち星から遠ざかっているので、この馬らしい走りを見せてくれれば」と、2020年・厩舎初重賞の期待を懸ける“V宣言”も飛び出すほどの好調ぶりだ。
オークス(G1)4着は出走メンバーでは最先着。女王デアリングタクトが待つ秋華賞(G1)へ――、春の実績馬の大将格として、夏の上がり馬の挑戦を跳ね返すか。
その一方で、主戦の川田騎手は“複雑”な状況に置かれているようだ。