JRA 6億円ホース・アドマイヤビルゴの“弟分”がデビュー前に「骨折」。近藤オーナー最後の「高額落札馬」に脚部不安は宿命か……
「今回、骨折でデビューが延期になりましたが、全治3か月の見込みなので、年明けにはデビューできそうです。まだまだクラシックに間に合うはずなので、元気な姿で復帰することを願っています。
大塚オーナーへの名義変更も、近藤オーナーが生前から懇意にしていたということが背景にはあったようです。ワールドプレミアと同じ『大塚オーナー×友道調教師』のタッグということで、大きいところを獲る期待が高まりますね」(競馬記者)
ただ、不安になるのが姉の骨折である。1歳上の全姉リズムオブラヴもデビュー前に骨折し、3歳5月でようやくデビューを迎え、7月の未勝利戦でなんとか勝ち上がった。また、2歳上の半姉オーロトラジェは骨折で引退している。血統的に脚部不安がありそうなのは、気になるところだ……。
近藤オーナーにとって最後の高額落札馬であるザレストノーウェア。競馬界を牽引した大物オーナーの忘れ形見が無事に復帰を果たし、ターフを駆ける日を楽しみに待ちたい。