JRA京都大賞典(G2)キセキ「切り」で4点勝負!! オールカマー『◎』センテリュオの激アツ「関係者現場レポート」から見出したダークホースは?
距離延長で巻き返しを狙う14番アイスバブル(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は「▲」だ。
今年は始動戦の日経賞(G2)5着、目黒記念(G2)2着と中長距離の重賞で結果を残した。前走の新潟記念(G3)は16着と大敗を喫したが、関係者は度外視してもいいと明かす。
「前回は2000mで上がり勝負。さらに休み明けだったし、叩き良化タイプで長くいい脚を使うアイスバブルには厳しい展開だったから仕方がないかなって感じだね。今回は叩き2戦目で得意の距離だから、前走のようなことはないはずだよ。あとはできればタフネスさを求められる流れになってくれればさらにいいね」(栗東関係者C)
最後の「△」は3番シルヴァンシャー(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)だ。
重賞初挑戦となった昨年の京都大賞典(G2)では3着と好走。故障からの復帰戦ながら見事な走りでファンを魅了した。だが、その後、11月のステイヤーズS(G2)に照準を合わせていたものの脚元の不安で回避。今年は天皇賞・春(G1)に直行するも、“G1の壁”に跳ね返される形で14着と屈辱の殿負けを喫した。
「米国でG1を11勝した名牝アゼリを母に持つ超良血馬。G1は厳しかったようですが、徐々に本格化の兆しを見せており、今の段階でも重賞で通用する実力を秘めているようです。
スタッフも『丹念に乗り込んできた。併せ馬でも僚馬に先着を果たすなど状態はいい』と太鼓判。3カ月ぶりの出走となりますが、休み明けを苦にしないタイプなのでここでも楽しみな存在です」(栗東関係者D)
今回の以下の買い目とする。
【馬単フォーメーション4点】
1着 17番
↓
2着 3番、14番、15番
抜けている感のあるキングオブコージを軸に、オイシイ配当を狙える買い目とした。2年連続となる波乱に期待したい。
(文=ブロディN)