JRA秋華賞(G1)ノーザンファーム2頭「除外」で、WIN5はイージーモード!? 8年ぶり「10億円」超えの衝撃、再びなるか
馬券的にはおもしろい週末となりそうだ。
15日、今週末に京都競馬場で行われる秋華賞(G1)の出走馬が確定した。当初、フルゲート18頭に対して21頭が登録を行っていたため、収得賞金1500万円の馬が3/6の抽選対象となっていた。だが、賞金面でクリアしていたデゼルの回避が決定し、4/6に確率が上昇。抽選対象の馬を管理する陣営にとって朗報となった。
最終的にこの抽選を突破したのはソフトフルート、ダンツエリーゼ、フィオリキアリ、ミスニューヨークの4頭。滑り込みでラスト1冠を目指す。
その一方、クラヴェル(牝3歳、栗東・安田翔伍厩舎)とレイパパレ(牝3歳、栗東・高野友和厩舎)の2頭は除外対象となった。
現在2連勝中クラヴェル、3戦無敗のレイパパレはともにノーザンファームの生産馬で、夏の上がり馬として期待されていた。特に後者はC.ルメール騎手が騎乗を予定していたことからも、注目度の高さが窺えるだろう。
「ノーザンファーム生産馬が2頭とも除外というのは驚きでしたね。春の実績馬より夏の上がり馬の方が、デアリングタクトに対抗できる可能性が高いと考えていただけに残念です。自己条件をクリアして、重賞挑戦する日を楽しみにしたいです。
ただ、この2頭は秋華賞の前に行われる京都10Rの大原S(3勝クラス)に出走します。これによって、いつもは難解なWIN5が今週に限っては手を出しやすくなりそうですね」(競馬記者)