JRA福永祐一「超絶馬質」で来年リーディング奪取に現実味!? 菊花賞デーはコントレイル以外も充実のラインアップ!……「超良血」続々スタンバイの理由

 こちらも全兄にG1・2勝のアルアインを持つ良血馬。サンデーレーシングの募集価格は1口300万円(総額1億2000万円)ということからも期待の高さが窺えるだろう。同クラブが所有したアルアインが1口250万円だったことを考えれば、それを上回る逸材ということになる。追い切りで福永騎手も感触を確かめて、能力の高さを感じているようだ。

「福永騎手が騎乗する良血2頭はともに注目度の高い新馬です。今年の2歳戦で福永騎手は圧倒的な成績を収めていることで、騎乗依頼が舞い込むという好循環を生んでいるように感じますね。少なからず、今年はコントレイルを無敗の2冠馬に導いたという実績も影響しているはずです。

来年はコントレイルが古馬となり、有力お手馬が揃う2歳馬がクラシックに挑むことになります。そうなると、福永騎手の時代が来てもおかしくないですね」(競馬記者)

 今年の2歳戦は福永騎手が30勝でトップ。2位のC.ルメール騎手に7勝差、3位の川田将雅騎手に14勝差と、断トツの成績を収めている。この馬質を考慮すれば、来年のクラシックも主役を張ることになってもおかしくないだろう。

 今週末はコントレイルで注目の的になる福永騎手。これからも話題の中心になり続けるかもしれない。

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