JRA天皇賞・秋(G1)クロノジェネシスが「アーモンドアイ撃破」に虎視眈々! 東西関係者「激白(秘)ネタ」が馬券取捨の役に立つ!?
1日(日)に東京競馬場で開催される天皇賞・秋(G1)。前人未到の芝G1・8勝目を目指す女王アーモンドアイに熱視線が送られている。だがライバルたちもおいそれと偉業達成を許すわけにはいかない。今回は関係者たちから送られた情報をもとに、偉大すぎる記録を阻止する可能性があるライバルたちの状態をお伝えしよう。
筆頭はクロノジェネシス(牝4、栗東・斉藤崇史厩舎)だ。
大阪杯(G1)で2着と好走すると、グランプリの宝塚記念(G1)では2着に6馬身差をつけて快勝。世代最強牝馬が、アーモンドアイに挑戦状を叩きつけた。
「宝塚記念では強い競馬を見せてくれましたね。その後、放牧に出され、夏場はノーザンファームしがらきで順調に過ごしたようです。
帰厩後の調整も順調そのもの。栗東CWの最終追い切りでは、6F84秒6、ラスト12秒1を記録して軽やかな動きを見せました。併せた僚馬にアタマ差先着を許したものの、これは輸送の影響を考え、抑えられたからなので問題はないでしょう。斉藤師は東京競馬場が久々になるとしつつも、『輸送とコース形態は心配していません』と力強く話してくれました」(栗東関係者A)
女王の座を巡る争いの結末やいかに!?
一時の不振からは脱した感があるキセキ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)も怖い存在だ。
勝利こそ遠いものの、今年の宝塚記念で2着に入ると、今秋の始動戦・京都大賞典(G2)でも2着と好走。復調気配を感じさせ、古馬G1初勝利も目前かと思いきや、関係者のテンションは上がらない。
「ゲートは一時より良くなりましたが、一線級と比べると決して速くはありません。さらに古馬になると性格が温和になる半面、絶対的なスピードが落ちると言われますが、キセキも同様の傾向が出ているようで、『マイルもこなせる馬たちの中に入ると、スピード負けする』とスタッフが明かしています。
そのため、良馬場での開催となると『追走に苦労して、脚を使わされる心配がある。雨でも降って少しでも時計がかかる馬場になってくれれば……』と語っていましたね」(栗東関係者B)
時計勝負では分が悪いか。