JRA「凋落」ジャパンC(G1)がV字回復。「ダービー以下」評価急落の大失態から名誉挽回も、課題は残されたまま……
だが、今年はコロナ禍にもかかわらず、フランスからウェイトゥパリスが参戦。さらには3頭の3冠馬が出走するため、レースレベルはかなり高くなる。急落したジャパンCの評価がV字回復するはずだ。
「今回のジャパンCは日本の3冠馬が3頭出走するということで、世界的にも注目を集めています。今年からJRAではジャパンCに出走する海外馬への報奨金を増額しているので、これを契機に海外馬の参戦も増えれば、再びジャパンCが日本を代表する国際レースに返り咲きます。
ただ、外国馬を呼び込むための根本的な課題は解決されていません。来年以降もこの盛り上がりが続けばいいのですが……」(同)
今年は空前の盛り上がりとなりそうなジャパンCだが、レースの価値を計る上で本当の勝負は来年以降と言えるだろう。