JRA武豊「クラシック候補」骨折も偉業達成へ「騎乗依頼」続々!? 福永祐一、川田将雅などG1戦線へ「期待馬」が目白押し!
28日、阪神競馬場で行われた京都2歳S(G3)は、3番人気のワンダフルタウンが優勝。一方、1番人気に推されていたグロリアムンディは、直線で外に出せず4着に敗れた。
レースは10頭立て。内枠から好スタートを切ったバスラットレオンが先頭に立とうとするが、外からタガノカイが交わしてハナに立った。
先行集団を見る形で2番人気のラーゴムが追走。1番人気グロリアムンディは後方内を進み、その外からワンダフルタウンが追走する形となった。
4コーナーの勝負どころでは、外から進出するラーゴムをぴったりとマークするワンダフルタウン。グロリアムンディは後方最内で外に出せない状態となっていた。
先に抜け出したラーゴムに、外から襲い掛かるワンダフルタウン。グロリアムンディは内の馬群に突っ込んだ。
ゴール前は粘るラーゴムをワンダフルタウンがきっちり捉えて快勝。グロリアムンディも内から脚を伸ばしたが、外の馬には及ばなかった。
勝利したワンダフルタウンはデビュー戦でダノンザキッドの2着。ダノンザキッドといえば23日に行われた東京スポーツ杯を、鞍上・川田将雅騎手で勝利した2戦2勝のクラシック候補だ。
「ワンダフルタウンの勝利で、ダノンザキッドにも箔がつきましたね。4着グロリアムンディは福永祐一騎手が来春のクラシックも意識しているほどの馬です。今日は内に包まれる厳しい展開となりましたが、最後はそれでも伸びてきました。やはり能力はかなり高いと思いますよ」(競馬記者)
グロリアムンディに騎乗した福永騎手は「うまく乗ることができず申し訳ありません」とコメント。京都2歳Sは不完全燃焼のレースとなってしまったようだ。