JRA「◎」インフィナイトがシラユキヒメ一族対決に待ったをかける!? 阪神JF(G1)無敗馬ソダシにも不安が……「強力現場情報」で穴馬も明らかに!?
「▲」はソダシ(牝2歳、栗東・須貝尚介厩舎)だ。
無傷の3連勝で札幌2歳S(G3)、アルテミスS(G3)を制しており、実績では最上位と見るのが妥当だろう。だが、関係者からは不安が囁かれている。
「抜群のレースセンスで完成度が高いです。ただ、かなり神経質な性格で牝馬特有の気難しさも抱えています。中間はその点を考慮して、環境を変えずに在厩調整しています。そのおかげか、落ち着きがあっていい雰囲気です。
気になる点を挙げれば、高速決着になった時ですかね。重い血統なので、全体時計が1分33秒前後になると心配です。今の阪神はかなり時計が速いので……」(厩舎関係者)
父はクロフネ、母ブチコはいかにもダート向きの血統。スピード対応という面では、不安が残るかもしれない。それでも、これまでのレースで見せたパフォーマンスを考えれば、馬券圏内は十分にあるだろう。
「△」はエイシンヒテン(牝2歳、栗東・渡辺薫彦厩舎)だ。
デビュー4戦目の未勝利戦を勝ち上がり、そこから2連勝でコマを進めてきた。前走でマイルに対応しており、距離不安はなさそうだ。
「デビュー戦こそ後手に回って持ち味を活かせませんでしたが、2走前に逃げ切ってから馬が自信を持ったみたいです。前走も展開に恵まれたとはいえ、終いまで脚色はしっかりしていたからね。父のエイシンヒカリ同様にスピードが身上で、ハナを切る競馬が1番合っていると思います。唯一、気になるのは同型のポールネイロンの存在。すんなり行けるようなら、見せ場十分のはずです」(厩舎関係者)
逃げ馬ポールネイロンだが、距離延長に対応するために控える可能性がある。その展開になれば単騎逃げとなるため、好走に期待できるだろう。