JRA阪神JF(G1)謎は全て解けた! 3強「2頭」切りで「◎」はまさかのサイン!? 困難な2歳戦に臭う「穴」のかほり――
逆に序盤からかかって、外々を回されるようなら「ジ・エンド」。さすがに、それでも来られるほどのバケモンではないだろう。
それならば、オパールムーンに食指は動く。前走は恵まれた感もあるが、対メイケイエールでいえば、さらに恵まれる可能性もあるだろう。
このレースにはヨカヨカとサルビアも出走していたが、比較的スムーズに先行して5着、10着。この2頭はとても買えそうにない。
次は、アルテミスS(G3)。ソダシが先行して押し切り、3連勝を飾ったレースだ。同じく先行したウインアグライアが6着、スムーズさを欠くレースで9着に敗れたのがユーバーレーベンだ。
まず、ウインアグライアはソダシと同じような位置から追い出して突き放されていることから、さすがに厳しいだろう。問題はユーバーレーベンをどう考えるか。
少し遡るが、札幌2歳S(G3)でもソダシとユーバーレーベンは対戦。ソダシが勝利を収め、同タイムの2着に迫ったのがユーバーレーベンだ。そこから0.4秒差で、アオイゴールドが4着。こちらも最後まで止まったという印象はなかった。
2戦ともに勝利しているソダシは最有力として、ユーバーレーベン、アオイゴールドの2頭も展開によっては侮れない存在ではありそうだ。
残すレースは、ききょうS(2歳オープン)と小倉2歳S(G3)。この2レースにはルクシオンがともに出走し、どちらも4着に敗れている。ききょうSを勝利したのはポールネイロン。2着は最後方から追い込んだフラリオナが入っている。
一方、小倉2歳Sはメイケイエールがかかりながらポジションを押し上げ、そのまま押し切っての1着。ルクシオンは後方からロスなく回るも1.2秒も離され敗れている。
まず、この2レースの内容からルクシオンは厳しいだろう。ききょうSの方はポールネイロンが押し切ったが、今回はソダシ含め先行馬多数のメンバー構成。ファンタジーSのオパールムーンのように、フラリオナの方が面白いのではないかと思えるのだ。
直接対決があったのは以上の馬たち。残ったのは以下の6頭だ。
6番ソダシ
9番ナムラメーテル
11番ユーバーレーベン
12番オパールムーン
13番アオイゴールド
17番フラリオナ
そして、未対戦組の5頭は以下の通り。
3番ジェラルディーナ
4番リンゴアメ
7番サトノレイナス
10番シゲルピンクルビー
16番インフィナイト
未対戦組からは、冒頭にも述べたサトノレイナス、京王杯2歳S(G2)で12着と惨敗したリンゴアメも消してしまいたい。そうすると、残ったのは9頭。
ははーん。JRAさん、わかりましたよ。そういうことでしたか……謎は全て解けた!?