「騎手世界ランキング」で武豊がトップ10入り! 1位は日本でも大暴れのアノジョッキー
世界のGIレースで獲得したポイントによって争われる「ロンジンワールドベストジョッキー」の結果が、現地11月29日にIFHA(国際競馬統括機関連盟)により発表された。このランキングは年末の香港国際競走からジャパンCまでの世界のG1競走100レースを対象に算出され、3着以内でポイントが加算される。
世界一に輝いたのは、英国のR.ムーア騎手。今年は仏凱旋門賞を筆頭に、対象となる世界中のG1レースを8勝。日本馬ではリアルスティールでドバイターフ、モーリスで香港マイルと天皇賞・秋を制した。その実力は世界中のホースマンが認めており、名実ともに「世界最高の騎手」の一人として君臨する存在だ。
2位にはフランスを主戦場にし、対象G1を5勝したC.スミヨン騎手。35歳にしてG1競走勝利数は90を越え、来年には100に到達しそうだ。最近は日本での騎乗は少なくなったが、ブエナビスタやエピファネイアで見せた手腕は未だに印象深い。
3位には豪州No.1騎手の呼び声高いH.ボウマン騎手。今年は日本にも短期免許で訪れており、その実力を見せた。重賞13連勝を達成した世界最強牝馬ウィンクスの主戦として、大きくポイントを獲得した。
4位にはニューヨークを拠点活躍するJ.カステリャーノ騎手、5位には日本でもお馴染みのL.デットーリ騎手がランクイン。いずれ劣らぬ世界最高峰騎手が並んでいる。
そして、6位にランクされたのが日本の武豊騎手だ。