JRAが陥っている大問題を「ダビスタ」で実感するファン続々!? 開発者「配合理論の組み立てが……」ゲーム史上最高難易度になった理由
「前作から約6年ぶりの発売とあって、私も久々にダビスタを楽しませてもらっていますが、一番の衝撃はやはり種付けの種牡馬一覧を初めて見た時でした。画面中がサンデーサイレンス系(ロイヤルチャージャー系)だらけ……。
もちろん仕事がら頭では認識していましたが、実際にこうして明確に色分けされた一覧を見せられると、まさに百聞は一見に如かずといった感じ。サンデーサイレンスの肌馬を手にしようものなら、一体どの種牡馬を付ければいいのかわかりません」(競馬誌ライター)
「なるべくオーストラリアとかドイツあたりから、面白い血統の馬を連れてくるように頑張りました」と、袋小路脱出の道を海外の種牡馬に求めたと語っている中村氏。
昨年、ディープインパクトとキングカメハメハという大種牡馬2頭が相次いで他界した生産界。そんな影響もあってか、最近では社台スタリオンステーションがナダル(父Blame)やブリックスアンドモルタル(父Giant’s Causeway)、日本軽種馬協会がノーブルミッション(父Galileo)など、新しい血を続々と導入している。
果たして、日本競馬は「血統の袋小路」から脱出できるのか。数年後に発売されるダビスタの次回作が今から楽しみだ。