JRA有馬記念(G1)は“世相馬券”で決まり!? 「5-6-7」「GoTo」「鬼滅」「半沢直樹」「3密」……あの人気馬を“避けろ”の強烈サインも!?
最後は、今年の「新語・流行語大賞」に選ばれた「3密」だ。残念ながら、「ミッ」キースワローは、最終追い切り後に脚部不安を発症し、回避となった。そこで注目したいのが、「3密」の英語表記である。厚労省は、「Closed Spaces(密閉)」、「Crowded Spaces(密集)」、そして「Close-Contact Setting(密接)」の頭文字を取って「3Cs」としている。
出走馬16頭の中に頭文字が「C」の馬はちょうど3頭いる。2枠3番のクレッシェンドラヴ(Crescendo Love)、5枠9番のクロノジェネシス(Chrono Genesis)、そして5枠10番のカレンブーケドール(Curren Bouquetd’or)だ。クレッシェンドラヴが絡めば高配当が期待できるが、注意したいのは厚労省の呼びかけ文言が「Avoid the Three Cs(3密を避ける)」という点だ。
つまり、上記3頭はそろって「来ない」というサインなのかもしれない。上位人気間違いなしのクロノジェネシスとカレンブーケドールがそろって馬群に沈むシーンはあるのだろうか。
コロナ禍に見舞われ、当たり前が当たり前ではなくなった2020年。今年の有馬記念で“世相馬券”は飛び出すか!?