JRA武豊期待の「超大物」シュリが登場!「有望株」団野大成&岩田望来は飛躍のきっかけ作れるか【京都金杯(G3)展望】

 団野騎手と同期の岩田望来騎手はアンドラステ(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎)とのコンビで重賞初制覇を狙う。

 2019年デビュー組は有望株がそろった“黄金世代”と言われているが、「これまで重賞制覇を経験している若手は斎藤新騎手のみ。他の同期騎手も重賞、G1での騎乗機会が増えている。

 中でも岩田騎手はアンドラステとのコンビで臨んだターコイズS(G3)でハナ差の2着に敗れたのは記憶に新しい。アンドラステに競り勝ったスマイルカナは牡馬相手にも好走してきており、アンドラステもあっさり京都金杯を勝っても驚けない。

 中京マイルも経験済みで1戦1勝。休み明けをひと叩きされ、状態がさらに良化していれば、人馬とも重賞初制覇が現実味を帯びる。

 この他には、重賞2勝に加え、NHKマイルC(G1)4着の実績を誇るタイセイビジョン(牡3歳、栗東・西村真幸厩舎)。マイル戦は「4-2-0-0」で連対率100%のピースワンパラディ(牡4歳、美浦・大竹正博厩舎)。1年前に13番人気ながら3着に好走したボンセルヴィーソ(牡6歳、栗東・池添学厩舎)も上位陣と実力は紙一重だ。

 さらに、2018年のNHKマイルC覇者ケイアイノーテック(牡5歳、栗東・平田修厩舎)と重賞4勝の実績を誇るスマートオーディン(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎)の2頭も久々に末脚を爆発させられるか。スマートオーディンはこのレースを最後に種牡馬入りが決まっており、有終の美を飾れるかにも注目だ。

 レース史上初めて中京で開催される京都金杯は、1月5日(日)の15時45分に発走を予定している。

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