JRA C.ルメール、M.デムーロ、石橋脩「ハズレくじ」を引いたのは……京成杯(G3)3強ムードも「絶望枠」で早くも1頭脱落!?

●京成杯の枠順別成績(1999年以降)
1枠 3- 0- 3-21/27
2枠 0- 4- 4-23/31
3枠 2- 2- 3-25/32
4枠 1- 2- 6-28/37
5枠 4- 2- 0-35/41
6枠 5- 3- 4-30/42
7枠 4- 0- 1-39/44
8枠 4- 8- 1-32/45
※2002年は東京開催、1着同着

 なんと2枠だけ22年間で1勝も挙げていないのだ。さらにマイル条件で行われていた1998年以前を含めても、1985年のサクラサニーオーまで36年も遡らなければ勝利がないという「絶望枠」である。

 そんな2枠に入ったタイソウは早くも3強脱落の危機と言えるだろう。

「能力は“大層”高いもんだなと思った。サダムパテックも新馬戦の時はああいった感じだったので、体型も良く似てますし、あれくらい走ってくれたらなあと思いました。久々にドキドキするような馬ですね」

 管理する西園正都調教師はかつて厩舎の看板を背負ったG1馬を引き合いに出すほど、タイソウに期待している。この2枠が勝てないというジンクスを打ち破ることができれば、G1に大きく近づくこととなるだろう。

 ちなみに、皐月賞で1番人気に支持されたサダムパテックは2枠で敗れている。タイソウには先輩の無念を晴らすという意味でも、期待がかかりそうだ。

 果たして、今年の京成杯で2枠の呪いは解かれるだろうか。

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