JRA川田将雅「もう呼ばんといてな」不調の原因は同期ジョッキー!? コラムに「いちゃもん」も藤岡佑介「逆説主張」で再出演間近か?
27日、YouTubeのnetkeiba.com公式チャンネル『netkeibaTV』にて、藤岡佑介騎手のコラム『競馬×対談 with佑』を書籍化した「ジョッキー×ジョッキー」(イースト・プレス)の刊行記念トークショーが公開された。
シークレットゲストとしては、藤岡佑騎手が「ジョッキーの中じゃ一番仲がいい」と話す、浜中俊騎手が登場。終始、和やかな空気の中、笑いありのトークが展開された。
この中で藤岡佑騎手は「お前のコラム出た後みんな騎乗停止なってるで」と同期ジョッキーから言われたことを告白。「Kわださん」とイニシャルトークで笑いをとったが、もちろん川田将雅騎手のことだ。
昨年の出演者を調べてみると、その後に騎乗停止になったのは4名。
四位洋文(元)騎手 2019年12月18日から記事公開
2020年3月14日から21日まで騎乗停止
松山弘平騎手 2020年05月13日から記事公開
2020年8月1日から9日まで騎乗停止
坂井瑠星騎手 2020年05月27日から記事公開
2020年7月25日から8月2日まで騎乗停止
北村友一騎手 2020年10月14日から記事公開
2020年11月28日から12月6日まで騎乗停止
川田騎手に「もう呼ばんといてな」と冗談交じりに言われたと話す藤岡佑騎手。記念すべき第1回ゲストだった川田騎手だが『競馬×対談 with佑』での2者対談としては、これが最後となっているようだ。
その“効果”もあってか、昨年は騎乗停止のなかった川田騎手。しかし、そんな「騎乗停止」説に異を唱えるのが藤岡佑騎手である。
出演後の実績として、浜中騎手の日本ダービー(G1)、北村友騎手の有馬記念(G1)制覇などを主張。逆説的な話、活躍するパターンが数多くあるいうのだ。
確かに騎乗停止となっている騎手も複数いるが、注目騎手を扱っているコラムだけあって活躍したジョッキーの方が目立つ印象。一昨年も福永祐一騎手を始め、松山騎手、横山武史騎手などが出演したが、昨年は福永騎手、松山騎手がそれぞれ3歳の牡馬牝馬で三冠を達成し、横山武騎手も関東リーディングに輝く活躍を見せている。
それに対し「騎乗停止」説を唱えた川田騎手は、先週の東海S(G2)が今年のJRA2勝目。開催初日は勝利を挙げることができず、その後の3日間開催も不調を引きずって未勝利と、ようやく初勝利を挙げたのは27戦目だった。
20日には交流重賞・TCK女王盃(G3)をマルシュロレーヌで制し、先週行われた東海Sもオーヴェルニュで優勝。一見、復活をアピールしたように思われるが、波に乗り切れていないのが現状だ。
「もう呼ばんといてな」と藤岡佑騎手に言い放った川田騎手。再び『競馬×対談 with佑』に出演することで、今後の流れは変わるのかもしれない。