今年も「キタサン&ユタカ」祭り!? 「背水の最強世代」を背負ってダイヤモンド出撃! シュヴァル福永「間に合う」! 今年の有馬記念(G1)が早くも話題沸騰中!


 まるで宝塚記念でドゥラメンテやキタサンブラックに勝ったことで完全燃焼してしまったようにも見えるが、実は今春も同じような感じだった。休み明け初戦の日経賞でゴールドアクターに完敗し、続く目黒記念では格下のクリプトグラムに脚をすくわれる始末。宝塚記念を迎える頃には、8番人気まで評価が急落していた。

 ところが、そこで久保田貴士調教師が完璧な勝負仕上げ。雨で荒れた馬場と蛯名正義騎手の積極的な競馬が噛み合って、スイープトウショウ以来11年ぶりに牝馬が夏のグランプリを制した。

 昨年の有馬記念ではキタサンブラックとアタマ差の4着。当然、見限れる存在ではないはずだ。

 他にも、いつG1を勝ってもまったくおかしくない現役最強の2勝馬サウンズオブアース、ステイヤーズSを連覇して勢いに乗るアルバート、京都大賞典ではキタサンブラックにクビ差まで迫ったアドマイヤデウス、昨年の2冠牝馬ミッキークイーンなど伏兵陣もさすがグランプリを思わせる陣容。

 開催日の25日まで、まだ約2週間あるが今から待ち切れない豪華な一戦となりそうだ。

関連記事

競馬最新記事

人気記事ランキング 23:30更新

競馬

総合

重賞レース特集
GJ編集部イチオシ記事
SNS