JRA東京新聞杯(G3)人気馬「出遅れ祭」に要注意!? 内枠有利もダイワキャグニー「消し」でアノ馬を「◎」に指名! 「激アツ情報」が導き出した買い目とは
7日、東京競馬場で東京新聞杯(G3)が開催される。過去10年の枠順成績では、真ん中より内が圧倒的に有利な傾向がある。ただ、上位人気が予想される馬の多くは外枠に入った。これは一波乱ありそうだ。
過去10年の3連単平均配当は9万7113円で、10万馬券も3度出ている。すべて5桁配当で、1番人気はわずか1勝。波乱に期待して大勝負するには絶好の機会だ。「強力現場情報」をもとに東京新聞杯をハナビ杉崎が攻略する。
先週のシルクロードS(G3)は「▲」シヴァージが優勝したが、それ以外は全滅。頼りの情報を無視した愚行の結果だ……。今回は反省を活かして予想したい。
まず「◎」はロードマイウェイ(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)だ。
前走の京都金杯(G3)は向こう正面で不利を受けて16着。これは度外視していいだろう。5連勝でチャレンジC(G3)を制したときの勢いは感じられないが、2走前のキャピタルS(L)は2着に好走。同じ条件の東京マイルは間違いなくプラスだ。
「前走は不利を受けましたし、結果的に展開も馬場も向かなかったです。幸いダメージはなく、精神的な後遺症もなさそうです。発馬や折り合いが課題ですが、東京は2勝、2着1回と好相性の舞台。中間も気持ちが高ぶらないようにうまく調整できましたし、まともにいけば差はないと思います」(厩舎関係者)
引き当てた2枠3番は、過去の傾向からも絶好枠と言える。ただ、スタート次第ではアダとなる可能性もあるだけに、テン乗りの横山武史騎手が好騎乗することに期待したい。
次に「〇」はカラテ(牡5歳、美浦・高橋祥泰厩舎)だ。
対抗も人気薄を指名する。2連勝中の上がり馬は勢いだけならメンバートップ。鞍上が3度目の重賞騎乗となる菅原明良騎手ということで人気を落としそうなため、今回が狙い時と見る。
「前走の勝ちっぷりには驚きました。クラスが上がったのに着差は広がったし、本当に力をつけています。馬体に厚みが出て、体重は30キロくらい増えました。トモに力がついたことで、速い時計にも対応できるようになったし、今の充実ぶりなら重賞でも期待できます」(厩舎関係者)
連勝を飾ったのは中山マイル。3走前の神奈川新聞杯(2勝クラス)で東京マイルは敗れていることが懸念されるかもしれない。だが、1勝クラスを勝ち上がった舞台でもあるため、心配する必要はない。何より、前走で皐月賞(G1)の4着馬ウインカーネリアンをちぎった今の充実ぶりなら問題なくこなすだろう。