処分求める声と「フェードアウト」目論むJRAの思惑!? 競馬界に激震走った「給付金不正受給」疑惑
騎手に関しては氏名の公表は不可避。仮に公表しなくても騎乗自粛や騎乗停止の処分が下れば公になってしまう。
「騎手会全体で寄付や奉仕活動するという案も出ましたが、潔白の騎手から当然のごとく反発があったようです。受給した騎手の大半は中堅クラスといわれていますが、これだけ対応が遅いのは影響力の大きい上位の人が絡んでいるからではとも噂されているみたいですよ」(同)
コロナ対策の財源として競馬界から支援も行われ、社会的な貢献も果たしたJRA。開催中止という最悪の事態もなんとかここまで回避に成功している。
競馬ファンも購入した馬券の売上の一部が財源となることを理解した上で、その姿勢を評価した。
だが、そのJRA関係者の中から不正受給に関わった人間が出てしまったことは、モラルに反するだけでなく、競馬界全体への信頼を失墜させる行為なだけに、厳しい処分が求められることになりそうだ。