JRA 阪神牝馬S(G2)三連単「4点」の激辛予想! リアアメリア、マジックキャッスルの取捨がポイント【八木遊のフォーメーション馬券予想】
「△」には、昨年の桜花賞以来、1年ぶりの実戦復帰となる8枠12番エーポス(牝4歳、栗東・北出成人厩舎)を抜擢したい。
昨年の桜花賞は9着に敗れたが、前哨戦のフィリーズレビュー(G2)では馬群をこじ開けて鮮やかな差し切り勝ち。その前のエルフィンS(L)でもデアリングタクトの4着に入っていた。
長期の休み明けでも高く評価した理由の一つが、最終追い切りの動きが抜群に良かったことだ。栗東坂路での全体時計は54秒7だったが、ラスト1ハロンをこの日の最速ラップ、11秒8で駆け抜けた。その躍動感は1年ぶりとは思えないもので、大外枠から無欲の追い込みに一票を投じたい。
なお、1番人気の可能性もあるマジックキャッスルは5番手評価だが、無印とする。「狙いは次のヴィクトリアマイルなので、目一杯の仕上がりではありません」と関係者も話している通り、ここは次走を見据えての叩き。危険な人気馬とみて、エーポスまでの4頭で勝負したい。
馬券は三連単フォーメーションで、「◎」を頭に固定。2着に「○」と「▲」、そして3着には「○」「▲」「△」の3頭を置く。エーポスが3着に入ってくれれば、万馬券の可能性もある。最終的な資金配分は、オッズを見てレース前にTwitterでつぶやく予定だ。
3連単フォーメーション 4点
1着[8] 2着[2,10] 3着[2,10,12]
(文=八木遊)
<著者プロフィール>
八木遊
競馬、野球ライター。スポーツデータ会社、テレビ局の校閲職などを経てフリーに。2021年から、Twitter(@Yuuu_Yagi11)にて全重賞の予想、買い目、年間収支を掲載中。