JRA アンタレスS(G3)7歳迎え「充実一途」ヒストリーメイカーに渾身「◎」!高配当の使者は「紅一点」レーヌブランシュと斤量減で馬券圏内率「87.5%」ナムラカメタロー!【八木遊のフォーメーション馬券予想】
4番手評価の「△」は、すでに名前を挙げた前日2番人気の2枠4番テーオーケインズ(牡4歳、栗東・高柳大輔厩舎)。中央のダート戦は通算「5-2-2-1」と大崩れしていないのが強みだ。
2走前には東京大賞典(G1)に果敢に挑戦。6着に敗れはしたが、勝ったオメガパフュームとは0秒2差という惜しい競馬だった。JRAの重賞は今回が初めてとなるが、休み明けをひと叩きされた効果で、あっさり勝利する可能性もあるだろう。
ちなみに17日のアーリントンCを勝ったホウオウアマゾンの小笹芳央オーナーとテーオーケインズの小笹公也オーナーは兄弟という間柄。重賞2勝目を挙げた兄に続き、弟は重賞初勝利を狙う。
「×」は1頭だけに絞った。前日15番人気という5枠10番のミヤジコクオウ(牡4歳、栗東・川村禎彦厩舎)で攻めてみたい。
15番人気とはいえ、単勝オッズは56.0倍。全くチャンスがないとうわけではなさそうだ。5番手評価の根拠は、昨年8月のレパードS(G3)を不良馬場で2着に好走していること。そして、10着に大敗した前走の名古屋城S(OP)で背負っていた斤量(58kg)が一気に2kg減るのもプラスとみる。
“ダート最強馬”だった半兄エスポワールシチーが重賞初制覇を飾ったのが4歳の春(09年マーチS)。偉大な兄に少しでも近づくため、同じ4歳春にきっかけを作りたい。
なお、上位人気のうち、レピアーウィットは、近4走の着順(11、1、10、1着)が示す通り、ムラがあり、関西への輸送がマイナス材料とみて消しとする。
買い目は、三連単フォーメーションで本命のヒストリーメイカーが1着か2着に入る馬券を12点。ミヤジコクオウが3着なら100万円馬券の可能性もある。あとは、ヒストリーメイカーの単勝、そして「◎」「○」「▲」のワイドボックスも押さえておきたい。
いつも通り、最終的な買い目と資金配分は、レース前にTwitterでつぶやく予定だ。
三連単フォーメーション 12点
[8] → [13,16] → [4,10,13,16]
ワイドボックス 3点
単勝 1点
[8]
<筆者プロフィール>
八木遊
競馬、野球ライター。スポーツデータ会社、テレビ局の校閲職などを経てフリーに。2021年から、Twitter(@Yuuu_Yagi11)にて全重賞の予想、買い目、年間収支を掲載中。