JRA 天皇賞・春(G1)アリストテレスの抱える致命的な「爆弾」とは!? 関係者も危惧する巻き返しへ課題、コントレイルを追い詰めたからこそ弱点が浮き彫りに

武豊騎手から福永祐一騎手へ乗り替わったワールドプレミア

 2日、阪神競馬場では古馬ステイヤーの頂上決戦・春の天皇賞(G1)が行われる。中央競馬ではこのレースを皮切りに、6月の安田記念(G1)までG1レースが怒涛の6週連続開催となる。

 過去、多くの名馬が勝ち馬に名を連ねてきた伝統の長距離戦だが、今年は京都競馬場改修工事の関係で阪神コースでの開催。例年とは舞台が異なるだけに注意が必要だ。C.ルメール騎手とフィエールマンとのコンビが連覇を決めた昨年と違い、今年の天皇賞・春は大混戦の様相を呈していることも見逃せない。

 勝利していれば圧倒的な1番人気に支持された可能性も高かったアリストテレス(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)は、阪神大賞典(G2)で単勝1.3倍を裏切る7着。惜敗続きに終止符を打ちたかったカレンブーケドール(牝5、美浦・国枝栄厩舎)も日経賞(G2)で2着に敗退した。

 確たる軸として信頼できそうな存在は見当たらず、上位人気が予想される有力各馬はどれも一長一短。このような年ほど、想定外の大穴の激走に警戒が必要だろう。昨年にしても1番人気のフィエールマンが連覇を決めた一方で、11番人気の大穴スティッフェリオがハナ差2着に激走した。一歩間違えれば大波乱の決着となっていた。

 このときはフィエールマン、ユーキャンスマイル、キセキが単勝一桁台の人気となっており、世間では「3強対決」といわれていたが、2番人気ユーキャンスマイルは4着、3番人気キセキは6着に凡走。14頭中11番人気、単勝64.2倍だったスティッフェリオを狙うことは至難の業だったといえるのかもしれない。

 だが、我々のような素人には難解と思えた混戦も、プロにとっては「ドル箱」だったという。

 馬連5770円、3連複1万3500円、3連単5万5200円と荒れたレースをパーフェクト的中したのが、「美浦の地獄耳」こと古川幸弘氏、「鬼教官」徳吉一己氏を擁する競馬セブンだ。

 古川氏は競馬専門紙「勝馬」で35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せ、徳吉氏は福永祐一、池添謙一、田辺裕信、和田竜二など現役騎手の半数以上を教え子に持つ元JRA競馬学校教官である。日々、騎手、調教師をはじめとした競馬関係者からの情報収集に励んでいる彼ら競馬セブンが誇るのは徹底した「現場主義」だ。トレセン関係者以外にも、馬主や生産界にも情報網を張り巡らせている。

「人気3頭では決まらないとお伝えしていた昨年の天皇賞・春は、まさにその通りの結果になりました。3連単5万馬券的中のポイントになったのは、なんと言っても11番人気・単勝64.2倍の超人気薄スティッフェリオの取捨でした。同じ長距離戦の菊花賞で14着と結果が出ていなかったことも、軽視された原因でしょうが、この馬には現場から猛プッシュが入っていたんです。

 厩舎関係者は『前走の日経賞でも、先行馬に厳しい流れを良く踏ん張っていたようにスタミナは十分。先行力もこの舞台では武器になりそうですし、一発を狙っています』と距離延長に手応えを掴んでいました。ステイゴールド産駒らしく晩成タイプで状態面がピークと言っていいほどだったため、流れ込みに警戒していた馬でした」(競馬セブン関係者)

 もっとも、関係者が語ってくれたことは、競馬セブンが持つ膨大な情報網のほんの一角に過ぎない。スティッフェリオのような激走期待馬だけでなく、3番人気で6着に敗れたキセキのような危険な人気馬のジャッジが正確だからこそ、限られた買い目点数の中でコンスタントに高配当的中を成功させているのだろう。

 さらに情報提供者とは仕事だけでなく、プライベートにまで付き合いが及んでいるからこそ、本音を打ち明けてもらえる。これらの関係者情報から厳選に厳選を積み重ねて最終結論を導き出しているというのだから、表面的な情報しか手に入れることができない一般のメディアやマスコミと差が出るのは当然である。

 また、穴馬を拾うだけではなく、絶対的な信頼を置ける馬も正確に見極めていることが、プロの本領発揮だ。

「2番人気の支持を集めていたユーキャンスマイルの逆転の目は考えておらず、あくまでも2着争いまでの1頭というジャッジでした。『外厩施設が充実している昨今は“叩く”必要がなく、むしろ数を使うことは消耗につながることが多い』と判断し、前年の有馬記念(G1)から直行のフィエールマンを指名しました。

状態面についても陣営から『去年の天皇賞を勝った時よりも良いよ。今がデビュー以来、一番かも」という情報を手に入れており、休み明けでも仕上がりに不安はありませんでした。『今の充実ぶりなら全く気にならない。期待してもらっていいよ』と、とても今回がG1競走とは思えないほどの超強気なコメントを引き出せたことも自信となりました」(同)

 このように、他の追随を許さない情報量とその正確さで高配当的中を連発している「競馬セブン」だが、春競馬においてもその実力を存分に見せつけている。

 参考までに的中例をいくつか教えてもらえないか聞いてみたところ、「一部でいいなら」ということで、代表的な事例を挙げてもらった。

「情報馬の詳細に関しましては完全オフレコのため公開できませんが、天皇賞・春でも人気薄確実な穴馬の激走情報を極秘入手済です。公にはならない勝負ネタということもあって、紙面上の載ることのない大駆け情報ですので、絶対にお見逃しの無いようご注意ください。

今年行われた春の重賞では日経賞(G2)、高松宮記念(G1)、大阪杯(G1)、桜花賞(G1) を的中と現在絶好調。この記事をご覧頂いている方に限り特別に『天皇賞春・3点勝負買い目』を無料配信致します。

さらに、自信の証明として天皇賞春が馬連3点で獲れなければ、日本ダービーまでの全G1情報も無料公開するだけでなく、次週以降の競馬セブンが誇る馬券師の勝負買い目も無料公開します」(同)

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 我々からすれば、プロの実力を体験できるまたとないチャンス。競馬に絶対はないが万が一、天皇賞・春を的中できなくても、ダービーまでの勝負買い目を無料で教えてもらえるなら悪くない話だ。いや、そもそもそんな話が出る時点で、的中に対する絶対の自信が伝わってくる。

 せめて人気の一角を占めるアリストテレスについてだけでも、見解を教えてもらえないかとお願いしてみたところ、「一部のみであれば……」という条件付きで話してくれた。

「1番人気で7着と敗れた阪神大賞典は、陣営から道悪が影響したというコメントが出ましたが、敗因はそれだけではないと考えています。道悪については1月のアメリカJCC(G2)でもこなしていたように、対応可能な下地はあったでしょう。むしろ凡走した理由は距離だった可能性が考えられます。

ならば、3000mの菊花賞(G1)で無敗の三冠馬コントレイルを追い詰めたじゃないかという話も当然ながら出てきますが、どちらかというとあのときは断然人気のライバルをマークしていればいいだけの気楽な挑戦者の立場でした。

ところが、自身が断然人気となった阪神大賞典では逆に全馬から集中的にマークをされる側。プレッシャーもあったでしょうし、前半にハミを噛んで行きたがっていたように、折り合いが重要とされる長距離戦を走り切るには気性が前向き過ぎたといえるかもしれません。

菊花賞を勝ったとはいえ、コントレイルは陣営がベストは2000mと宣言していたように、本質的にはステイヤーではありません。それはアリストテレスにとっても、他人事ではなかったと表面化したのが前走の敗戦だったのではないでしょうか。

さらに、今年は阪神開催の天皇賞春。アリストテレスは前走の敗戦で4戦未勝利と、決して得意なコースとはいえません。昨年はフィエールマンで1番人気に応えたルメール騎手ですが、今年はカフェファラオでフェブラリーS(G1)を制して以降、重賞レースでもうひとつ波に乗れていないことも気になります」(同)

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 勿論、これらは『競馬セブン』が把握している情報の一部だという。少なくとも「今年の天皇賞・春は一筋縄ではいかない」ことは確かのようだ。すでに極秘入手しているという「人気薄確実な穴馬の激走情報」を知るには無料の会員登録を行うのみでいいのなら、やらない理由はないに等しいといっても過言ではない。

 我々のような素人では気付くことができない盲点を、狙い撃ちすることができるからこそ彼らは「プロ」を名乗ることが許されているのだ。競馬ファンなら誰もが欲しがる垂涎の情報を「完全無料」で手に入れる方法は簡単な手続きのみ。この機会に【天皇賞春・3点勝負買い目】でなんとしてでもプロの最終結論をゲットしよう。

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