JRA新潟大賞典(G3)「◎」は出遅れ率「94.4%」の超大穴! 複勝回収率「147%」新人厩舎を狙い撃ち【八木遊のフォーメーション馬券予想】
「▲」は7枠11番ダノンマジェスティ(牡6歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。全兄がアルアインという良血馬も2年以上の休養があったため、これがキャリア9戦目。前走3勝クラスを勝ち上がったばかりの遅れてきた大物が55kgのハンデを味方につければ、好走の可能性は十分ある。
「△」は6枠9番サトノエルドール(牡5歳、美浦・国枝栄厩舎)。この馬も3勝クラスを勝ったばかり。その前走はブリンカーを初めて着用したことが功を奏した。今回も引き続きブリンカー効果に期待したい。
押さえの「×」は3頭と少し多め。3枠4番トーセンスーリヤ(牡6歳、美浦・小野次郎厩舎)は、昨年の覇者で、叩き3戦目の今回はそろそろ走る頃合いだろう。鞍上の横山和生騎手にとっても1年ぶりの重賞制覇が懸かる。
前日最終1番人気の1枠1番ボッケリーニ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)はオープン入り後、重賞で2戦連続連対中。通算1000勝を達成した吉田隼人騎手の手綱さばきにも注目だ。
最後は8枠13番マイスタイル(牡7歳、栗東・昆貢厩舎)。前走のダービー卿CT(G3)は1年ぶりの実戦だったが、逃げて4着に粘った。叩き2戦目、かつ他に逃げたい馬も不在なら、粘り込みがあってもおかしくない。
買い目は三連複フォーメーションで計12点。そしてワイドで上位評価3頭のボックスを押さえる。
三連複フォーメーション 12点
[7] - [9,10,11] - [1,4,9,10,11,14]
ワイドボックス 3点
[7,10,11]
<筆者プロフィール>
八木遊
競馬、野球ライター。スポーツデータ会社、テレビ局の校閲職などを経てフリーに。2021年から、Twitter(@Yuuu_Yagi11)にて全重賞の予想、買い目、年間収支を掲載中。