JRA 京王杯SC(G2)岩田康誠が絶賛「凄い勝負根性」の伏兵が大幅良化!? 超人気薄との2頭軸で万馬券狙い【八木遊のフォーメーション馬券予想】
続く「△」は高松宮記念で10着に敗れた11番ミッキーブリランテ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。
昨秋は3戦連続2桁着順という大スランプに陥ったが、今年に入ってからは、ニューイヤーS(L)勝ち、阪急杯(G3)2着と連続好走。前走の高松宮記念は10着に敗れたが、大外枠だったことを鑑みると健闘だったといえるだろう。
前走から1ハロンの距離延長もプラスだ。これまで距離延長時は「2-1-0-1」で連対率は75%。唯一の着外も僅差の4着だった。
「×」は1頭のみ。2年ぶりに芝に矛先を向けてきた1番エアアルマス(牡6歳、栗東・池添学厩舎)を押さえる。
芝1400mの経験はデビュー戦の一度だけ。その時は2着に敗れたが、勝ったのはサウンドキアラで、3着がライトオンキューという後の重賞勝ち馬が相手だった。高評価の理由は最終追い切りの動き。全体時計こそ55秒3と控えめだったが、ラスト1ハロンはこの日の栗東坂路では最速の11秒5。インでうまく立ち回って脚を溜めることができれば面白い。
人気が予想されるタイセイビジョン。調教で好気配だったが、ここでは消しとする。C.ルメール騎手への乗り替わり、同舞台の京王杯2歳S(G2)でレコード勝ちの実績は魅力だが、血統的に早熟の可能性は否めない。
買い目はダブル本命の「◎」と「○」の2頭から印をつけた全頭への馬連フォーメーション。そしてダブル本命2頭のワイド、そして当日の気配を見て、どちらかの単勝も押さえる予定だ。
馬連フォーメーション 7点
[4,13] - [1,4,10,11,13]
ワイド 1点
4-13
単勝 1点
4 or 13
<筆者プロフィール>
八木遊
競馬、野球ライター。スポーツデータ会社、テレビ局の校閲職などを経てフリーに。2021年から、Twitter(@Yuuu_Yagi11)にて全重賞の予想、買い目、年間収支を掲載中。