JRA エプソムC(G3)重賞未勝利騎手「◎」で昨年421万馬券再び!? インフルエンザでまさかの悲劇から約2年越しのリベンジ期待
「○」は、15番ザダル。
球節の不安により8カ月の休養明けとなるが、こちらも陣営が「追う毎に動きも素軽くなってきましたし、久々でも動けると思いますよ」と話すように態勢は整ったと見てよさそうだ。
東京ではプリンシパルS(L)を制しており、前走の毎日王冠(G2)では昨年のエプソムC勝ち馬ダイワキャグニーと差のない競馬。能力的に通用する下地はあるといえるだろう。
3走前のメイS(OP)では今回と同舞台の東京・芝1800mで上り最速の33.2秒と、切れる末脚も今の高速馬場で有利と働きそうだ。
「▲」は、17番アドマイヤビルゴ。
近2走は10着、9着と敗れているが、重賞だったことに加え、展開や馬場も向かなかった感がある。
2走前の日経新春杯(G2)では外差しが決まる展開のなか、内の荒れた部分を通らされ失速。前走の大阪杯(G1)では重馬場となったことに加え、G1でメンバーも強力だった。
陣営も「走りが軽くて綺麗なので、近2走は厳しい競馬を強いられた。今回は良馬場で競馬ができそうですし、脚質的にも東京は合っていますからね」と巻き返しに意欲を燃やす。
年明けデビューでクラシックには間に合わなかったが、これまで負かしてきた相手が強力。条件が整いそうな今回は、好勝負に持ち込めそうだ。
「△」は、7番ファルコニア、11番ニシノデイジー、13番サトノフラッグ、16番シュリの4頭。
ファルコニアは川田将雅騎手が騎乗することもあり、人気となりそうな1頭。京都新聞杯(G2)ではアドマイヤビルゴに先着しており、ここでも通用する下地はある。ただ、4枠と若干内目の枠。期待値も加味して評価はここまでとした。
ニシノデイジーは、穴で押さえておきたい。脚質的にも後方からの競馬を強いられそうだが、同舞台の東京スポーツ杯2歳S(G3)勝ち馬。ホープフルSでも3着と、過去の実績は侮れない。
近走は2桁着順が続くように状態が良くないのかもしれないが、今回はブリンカーを着用するとのこと。鞍上は江田照男騎手で、穴男の一発に期待したいところだ。
サトノフラッグは、ガロアクリークと同じくクラシックでも活躍。ただ、人気になりそうなことに加え、脚質的には後方からとなりそう。能力は通用すると思うが、スローだと届かない可能性もあると見てここまでとした。
16番シュリは逆にスムーズな先行に期待。戦ってきたメンバーのレベルに疑問は残るが、今回ぐらいのメンバーならある程度通用してもいいのではないだろうか。