JRA 宝塚記念(G1)レイパパレ「取捨選択」の鍵はモズベッロ!? 頭鉄板「◎」クロノジェネシスから三連単「1点勝負」で的中を狙う!
「○」は、10番カレンブーケドール。
本命クロノジェネシスとの対戦成績では、5戦1勝と大きく負け越しているカレンブーケドール。しかし今回のメンバーでは、その他の馬に先着は許していない。
アリストテレスとの比較では、前走の天皇賞・春(G1)で顔を合わせ同タイムの接戦。「天皇賞・春では最後に差されましたが、道中で少し力んでいました。それを考えれば、レース内容は良かったですよ。今回は走りなれた中距離戦ですし、なんとか重賞のタイトルを取らせてあげたいですね」と陣営は話しており、距離短縮でスムーズな競馬ができれば前走以上のパフォーマンスが見られそうだ。
前走は内枠でスタートから出していき、最後も逃げるディアスティマ目がけての早仕掛け。クロノジェネシスへの逆転は無理でも、2着は確保できると考えた。
「▲」は、13番キセキ。
こちらは、昨年の両グランプリでモズベッロに先着。昨年の天皇賞・春では逃げて差し込まれているが、脚を溜めれば最後の伸びも期待できる。
陣営は「この時期の阪神は馬場の傷みと梅雨の影響もあり、キセキには向きますね。今回騎乗する福永祐一騎手はゲートが上手ですから、スタートも心配していません。持久力を活かした早めの競馬に期待したいですね」とコメント。昨年のジャパンC(G1)では暴走気味に逃げてしまったが、2年連続2着という宝塚記念で相性のよさに期待したい。
結論としては人気となりそうな2番レイパパレは「消し」とする。
クロノジェネシスが圧勝する展開を考えると、やはり前には厳しい流れか。1番ユニコーンライオンと2番レイパパレの逃げ争いが予想されるだけに、ここはバッサリと切った。
以上を踏まえ、印は以下の通り。
◎7番クロノジェネシス
○10番カレンブーケドール
▲13番キセキ
馬券は三連単で勝負する。
三連単
◎→○→▲ 1点
今回は少頭数で、尚且つ人気どころ。馬単も抑えようかと考えたが、3着がレイパパレやアリストテレスなら大した配当にはならないだろう。
昨年の有馬記念に出走していた3頭ということになるが、結果を振り返ればそういうことはよくあるもの。この三連単1点なら配当もそれなりに見込めるはずだ。
(文=宍戸ハレ)
<著者プロフィール>
競馬好きというよりは予想好き。知的推理ゲームをこよなく愛する馬券狂である。券種は基本的に三連複とワイドだが、的中率より回収率重視で軸は殆ど人気薄という生粋の穴党。馬券が当たると異様にテンションが上がるも、年に数回だけという悲しい現実と向き合っている。