JRA 戸崎圭太×堀宣行のコンビが「2年7カ月」ぶりに再結成!? 活躍を予感させるトレンド配合も後押し、来年のクラシック候補と挑む5年半ぶりの美酒

 10日、福島競馬場で行われる芝1800mの新馬戦。

 シルクレーシングにて総額1億円で募集された期待馬コリエンテス(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎)がデビュー戦を迎える。同馬の血統は父ディープインパクト、母はアルゼンチンのG1・亜1000ギニーの勝ち馬であるイスパニダだ。

 先週1日に美浦のウッドコースにて、レースでもコンビを組む予定の戸崎圭太騎手を背に追い切りを消化。「まだ周りを気にするようなところはあるが、背中の感触はいい。長めの距離が良さそう」と、鞍上はなかなかの好感触を得ているようだ。

「ディープインパクトにアルゼンチン牝系の配合は、サトノダイヤモンドやマカヒキといったクラシックホースや、2歳女王のダノンファンタジーなどを輩出しているように、近年ではトレンドといってもいいです。

また、コリエンテスの祖父はストームキャットであり、父ディープインパクト×母父ストームキャット系という意味では、キズナやリアルスティールなどの活躍馬を出していることからも相性は良さそうです」(競馬記者)

 同レースには、他にも近親に重賞3勝のシャケトラを持つモンタナアゲートや、藤田菜七子騎手のファディッシュなど、粒揃いのメンバーが出走を予定している。

 近年のトレンド配合であり、来年のクラシックを目指すコリエンテスにとって、初戦は負けられないところだろう。

 なお、戸崎騎手と堀調教師がコンビを組むのは、意外にも2年7ヶ月ぶり。

 直近の騎乗は2018年12月のフローラデマリポサ。勝利となるとスパツィアーレで挙げた16年1月まで遡ることになる。

 ここで戸崎騎手と堀厩舎の13年以降の騎乗数と着別度数、勝率を確認しておきたい。

13年【19-13-8-60/100】19.0%
14年【15-5-7-55/82】18.3%
15年【9-0-2-6/17】52.9%
16年【1-4-2-10/17】5.8%
17年【0-1-1-5/7】0.0%
18年【0-0-0-2/2】0.0%

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