シルクロードS(G3)は5年連続で「3着」に10番人気以下「大穴馬」が激走! 過去の激走馬の「明確な共通点」から導き出されるお宝馬は?
29日に京都競馬場で行われるシルクロードS(G3)には、今年も好メンバーが揃った。
昨年11月の京阪杯(G3)を4馬身差で圧勝したネロ、昨年のスプリンターズS(G1)で3着して以来のソルヴェイグ、昨年の覇者ダンスディレクター、前哨戦の淀短距離S(OP)を勝ったセイウンコウセイ、キーンランドC(G3)の勝ち馬ブランボヌールと上位人気は如何にも「メンツが揃った」という印象。今年も上位拮抗といったレースになりそうだ。
事実、近5年のシルクロードS(G3)はハンデ戦にもかかわらず上位1、2着は平穏そのものだ。
馬連は5年前から680円、2380円、380円、1620円、2440円。すべて5番人気以内の馬による組み合わせで決着しており、かなり極端な傾向といえる。今年も先述した上位5番人気までをBOX買いすれば、難なく的中にありつける可能性は高いといえるだろう。
だが、実はその一方で近5年の3連単は、ハンデ戦らしく荒れに荒れまくっている。最低でも4万6380円、昨年は16万馬券が飛び出した。
上位2頭が平穏であるにもかかわらず、3連単が大暴れになる理由は至って単純。毎年のように3着に「大穴馬」が激走しているということだ。
昨年の3着馬ワキノブレイブが11番人気、2年前のセイコーライコウが12番人気、3年前のリトルゲルダが13番人気、4年前のメイショウデイムが11番人気、5年前のケンブリッジエルが16番人気と毎年、お決まりのように3着に大穴馬が突っ込んでいる。