目指すは馬主と投手の二刀流!? ヤクルトの助っ人外国人は元馬主!!
シュヴァルグランらの馬主である大魔神・佐々木主浩氏、リーゼントの名を冠する馬を複数所有する元横浜ベイスターズ投手・三浦大輔氏、元メジャーリーガーの吉井理人氏もフォーシームという現役地方馬を所有しているなど、競馬に関心を持つ野球選手は複数いる。
今年から東京ヤクルトスワローズに所属するプレストン・ギルメット投手も競馬に興味津々なひとりだ。乗馬が趣味の右腕は昨季、米大リーグ、タイガース傘下の3Aトレドでプレー。過去にはメジャーリーグで登板した経験も持つ。ここまでの経歴は他の助っ人外国人たちと大差ないが、なんとギルメット投手は大学時代に競馬場運営を専攻し、競走馬までも所有していていたというのだから驚きだ。
日刊スポーツの取材に答えたところによると、これまで34戦で8勝したyagotkissesforpops(牡馬)と55戦3勝のbudsandroses(牝馬)の2頭を所有していたそうだ。まだ来日したばかりだが、「日本でも競走馬を持ってみたい」「日本にもいい競馬場があると聞いている。休みの日に行ってみたい」と日本競馬にも興味を示している。
この元馬主という異色の経歴を持つ投手は、ネットユーザーたちから「第二の佐々木になれるか?」と密かに注目される存在となっている。
「ギルメット投手の直球は150km/hに満たないようですが、コントロールは悪くなく、決め球は現役時代の佐々木氏と同じフォークボール。ヤクルトの守護神となることができれば面白いですね。活躍すれば、オフにスポーツ紙で競馬予想のコラムなどを手がけるかもしれませんよ」(記者)
なによりもまずは活躍することが第一なのはいうまでもない。今年のヤクルトの抑え候補としてひとりとして期待されているギャレット投手は野球、競馬とふたつの競技で活躍することができるのか。