JRA川田将雅へ「金言」も福永祐一に壮大なブーメラン!?「安易に逃げてはいけない」痛恨の“黒歴史”に刻まれた、もう1つの「選択ミス」
先週29日、新潟競馬場で行われた5Rの新馬戦はトウシンマカオ(牡2歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)が勝利。今夏、初年度産駒がデビューした新種牡馬ビッグアーサーにとっては、これが嬉しい新馬戦2勝目となった。
何故、この新種牡馬に着目したのかというと、この3日前、川田将雅騎手が『netkeiba.com』で連載中の『VOICE』が更新され、その中で、ふとビッグアーサーのことを思い出したからだ。「逃げることは『最後の手段』」というテーマで綴られた今回のコラム。詳細はぜひ、本サイトを参考にしていただきたい。
今年「逃げ」に出た際の勝率が5割を超えているにもかかわらず、川田騎手が「逃げることは最後の手段」と決めているのは、若き日に先輩の福永祐一騎手から「安易に逃げてはいけない」というアドバイスを受け、今では深く共感しているからだという。
目先の勝利に捉われず、馬の将来を考え続け、不動のトップジョッキーの座に上り詰めた川田騎手。それだけに若かりし頃に偉大な先輩から受けた「金言」は、当時の考え方を改める大きなきっかけになったそうだ。
だが、かくいう福永騎手もまた「安易な逃げ」で忘れ難い痛恨の思いをしている。