福永祐一騎手がまた落馬でヒヤリ……有力馬騎乗が控える中で心配の声多数
5日、京都競馬場で騎乗していた福永祐一騎手が、11Rのきさらぎ賞で落馬。騎乗していた馬は、外側へ逸走して競走中止となるトラブルが発生した。
8頭立てで行われた京都11R(芝1800m)のG3・きさらぎ賞。福永騎手は、春の天皇賞馬であるスズカマンボを近親に持つ5番人気のスズカメジャーに騎乗していた。大外からゲートを飛び出したスズカメジャーだったがその直後、さらに外側に向かって走り出し、福永騎手は振り落とされてしまう形で落馬。レース後、スズカメジャーには6日から3月7日まで出走停止処分が下された。また期間満了後には発走調教再審査が必要となっている。
レース後、福永騎手は「netkeiba.com」内のコラムに「頭に入れておくべきだった。気の悪いところがあるのは分かっていたからね」と話し、さらに「ゲートまではうまくいったけど…。馬は非常に良かったのでね」と無念さを口にしている。
「大外スタートからさらに外に出たため、福永騎手が落馬しても他の馬にぶつからないスペースがありました。大きな事故につながらなかったのは幸いでしたね。福永騎手は昨年、落馬で右鎖骨骨折という大ケガを負っているだけに、このトラブルに関係者たちは肝を冷やしたのではないでしょうか」(記者)