JRA武豊を「確保」した“競馬界と無縁”の調教師にファン歓喜!? 福永祐一も絶賛した腕利きとローズS(G2)で権利獲り!
19日の中京競馬場では、3着以内に優先出走権が与えられる秋華賞トライアル・ローズS(G2)が行われる。18頭のフルゲートに対し、22頭が登録。収得賞金400万円の2頭が除外対象で、同900万円の13頭が11枠を巡って抽選対象となっている。
このレース通算6勝を誇る武豊騎手は今年も参戦予定。騎乗するのは、収得賞金900万円のプリュムドール(牝3歳、栗東・奥村豊厩舎)だ。無事、抽選を突破して、7勝目を挙げるチャンスをつかむことができるだろうか。
プリュムドールと武豊騎手のコンビ結成が発表されたのは今週になってから。一口クラブのノルマンディーオーナーズクラブ(以下ノルマンディーOC)がホームページ上に次走予定騎手として「武豊」の名前を掲載。これに素早く反応したのがノルマンディーOCの会員と見られるファンたちだった。
『netkeiba.com』の掲示板には、「鞍上確保できず平場に回るかも…から一転、武豊でトライアル参戦って激アツすぎる」、「よっしゃー!世界のユタカタケさん… ミッションは、権利取りのみ…」など次々と歓喜の声が上がった。
「武豊騎手はもともとG1・2勝馬ヴィルシーナの仔ディヴィーナで参戦予定でしたが、賞金不足で同馬は除外が確定的となり、プリュムドールの騎乗依頼を受けたようですね。
昨年9月のデビューから善戦するもなかなか勝てなかったプリュムドールが、未勝利戦を勝ち上がったのは今年6月の8戦目。
中1週で臨んだ1勝クラスで連勝を飾り、夏を休養に充てました。約3か月ぶりの一戦で、武豊騎手で臨めるのは心強いでしょうね」(競馬誌ライター)
14日現在、『netkeiba.com』の予想オッズでは、14番人気という伏兵扱いのプリュムドールだが、陣営はまだまだ権利取りを諦めていない。管理する奥村師は、初勝利を挙げた直後に「秋の大きな舞台に挑戦したいという気持ちが出てきた」と意欲を見せるなど、同馬に対する期待は大きい。
当週になって通算4293勝のレジェンド騎手を確保するという“手腕”を発揮した奥村師。これまでディアンドルで重賞を2勝。今年に入ってから19勝を挙げ、2年前にマークした自己ベスト(24勝)更新も狙える勢いだ。
ディアンドルの活躍でその名を徐々に広めつつある腕利きだが、トレセンのある栗東出身ながら、本人は競馬界とは全く無関係の家庭で育ったという。
奥村師が自身について語っているのは、一口馬主クラブのDMMバヌーシーがYouTube公式チャンネルで公開している【馬熱大陸】というシリーズ。この動画はYouTube上にアップされているものだ。