JRA武豊は自身が絶賛するアノ期待馬で参戦! 福永祐一は継続騎乗で歓喜の声も? 超出世レース「最多勝争い」の行方はいかに
なんといっても、今夏の新馬戦で圧倒的な勝利数を誇る福永騎手。2歳馬への騎乗依頼は引く手あまたで、野路菊Sでロードリライアブルへの継続騎乗が決定するや否や、同馬のファンから「本当に良かった」など、ファンから歓喜の声があがるほどだ。
実は同馬の新馬戦に騎乗していたのは、デビュー3年目の岩田望来騎手。逃げて2着に終わったレース後は、「今回は逃げた分、次走では教えないといけないこともあります」と、やや反省も垣間見えるコメントを残していた。
一方、2戦目の未勝利戦で同馬を勝利に導いた福永騎手は「道中は馬のリズムを守って大事に乗って、切れるか分からなかったので早めに外へ出しましたが、いい内容で勝てました」とコメント。
経験の浅い2歳馬を気遣いながら、大事に騎乗して勝利に導く確かな騎乗技術を披露するなど、同馬のファンの支持を大いに集めている理由がわかる発言を残している。
武豊騎手や福永騎手が参戦するだけでなく、グーデンドラークやマテンロウスカイら評判馬が集結した野路菊S。今年も少頭数ながら“濃い”メンバーが集まった2歳のオープン戦に、是非とも注目して欲しい。
(文=鈴木TKO)
<著者プロフィール> 野球と競馬を主戦場とする“二刀流”ライター。野球選手は言葉を話すが、馬は話せない点に興味を持ち、競馬界に殴り込み。野球にも競馬にも当てはまる「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を座右の銘に、人間は「競馬」で何をどこまで表現できるか追求する。