打倒ソウルスターリングへ「ルメール→デムーロ」でアドマイヤミヤビが桜花賞(G1)参戦! 屈指の素質馬に最強の鞍上
11日に開催されたクイーンC(G3)を勝利したアドマイヤミヤビ(牝3 栗東・友道厩舎)の次走が、M.デムーロ騎乗で桜花賞(G1)となることがわかった。
すでに「空前のハイレベル」という声も聞こえる今年の牝馬クラシック路線。その中でもトップクラスの評価を受けているのがこのアドマイヤミヤビだ。新馬戦こそ2着に破れたが、その後は3連勝で重賞も勝利。安定したレースぶりは、桜の舞台でもそうそう崩れることはない印象を受ける。
これまで全戦で手綱を取ってきたのはC.ルメール騎手だったが、同騎手は2歳女王にして牝馬クラシックの中核となるソウルスターリングに騎乗することが濃厚。そこで、同じくJRA所属の外国人騎手であるM.デムーロ騎手に白羽の矢が立ったわけだ。
今回が初騎乗となるデムーロ騎手だが、重賞戦における勝負強さは誰もが知るところ。今年も先週の京都記念、先々週の東京新聞杯と重賞を連勝中だ。
何より桜花賞は、昨年ジュエラーでデムーロ騎手が勝利しているレース。昨年は娘の誕生日ということでより気合が入った部分もあったのだろうが、当然今年も制覇の期待がかかる。
管理する友道調教師も「スポーツニッポン」の取材も「G1では頼りになるジョッキーですから」と今回の乗り替わりにも一切の不安はない模様。前評判の高い素質馬だけに、クラシック第一戦を白星で飾りたいところだろう。
打倒ソウルスターリングへ。3歳牝馬クラシックはすでに激戦必至の様相だ。